まっさんのブログ

エンジニアから、編集・ライターになりました。

函館での地域貢献とIT企業について思うこと

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IT技術者のための移住・就職セミナー~あなたの力で函館をITのまちに~ | 函館市

先日、函館をITの街にするためのセミナー的なものに参加してきました。内容としては、Iターン、Uターンを希望する就職者に向けた企業説明会でした。参加企業は以下の企業。

  • 株式会社アットウェア
  • 株式会社グローバル・コミュニケーションズ
  • ハコレコドットコム株式会社
  • 株式会社クロス・プロップスワークス
  • 株式会社ビックボイス

トークセッションに後半のトークセッションで行われた、「IT企業にとっての地域貢献とは」というトピックは考えさせられることが多かったです。またまたポエムをポストしたいと思います。

画像はこちらの函館市が提供する函館観光フォト案内から拝借いたしました。感謝感激。利用規約を守れば、基本フリーだし、高画質です。皆様も何かの機会に是非。

函館での地域貢献とIT企業について思うこと

中規模IT企業は地方に雇用を生み出すムズさ

IT企業が、地方に雇用を生み出すのは、よほど大きな会社ではないと難しいように思ってます。 中規模の会社は、どうしても即戦力に期待してしまっていて、長い目で見て可能性がありそうな若者を雇用し教育するという時間があまりとれないからです。中規模の会社でも、例えば東京に本社があって、何年かそこで技術を磨いてから地元に戻るといった選択肢があるかもしれません。

ただ一方で、大きな会社で古いテクノロジーと古い人達が作ったルールの中で、人を雇用することが、若者にとっての幸せになるとは僕は思えないです。 「就活」とは、仕事を選ぶという行為になるわけですが、そもそも市はその活動を支援するための母数を提供できていないんじゃないかとも思えるわけです。IT企業誘致などに取り組んでいる地方もありますが、具体的な結果を出せずにいる状況かと思います。

さらに、魅力的な仕事を企業が用意できていないという問題も重々にあるのかなと思ってます。 仮に、IT企業が、あまり知識のない若者の雇用を生み出そうとした場合、できる仕事はなにかと考えた時に、コールセンター的なものや、エクセルに何か値を打ち込む的なものなど、学習コストが一週間もあればできるような単純作業のようなことになるのかもしれません。そういう仕事でも雇用を生み出しているという点では、しっかり地域に貢献していて素晴らしいなと思うわけです。 ただ、それはそこで長らく働いていく、それをライフワークにする、という観点で見るとなんだかなぁという気がします。 決められたことをこなす単純作業に幸せや生きがいを感じるのであればそれはそれでいいと思うのですが、それぞれが、それぞれの得意なことを活かせるような仕事を、いかにつくっていくかが、地方創生の鍵になるんじゃないかなと個人的には思います。

  • SNSが大好きな20代が、企業と消費者をつなぐSNS戦略を考える
  • 文章を書くのが大好きな人が、何かしらのメディアのライターになれる
  • プログラミングが好きな子が、リモートでどんな仕事もできる
  • デザインが好きな子が、何かイベントのフライヤーをつくってみる

例えば上に書いたような仕事が普通に地方でもできて、仕事のスイッチングがそれぞれのライフステージにおいて柔軟にできるというのも重要かなと思ってはいるのですが、じゃあ具体的にどんな仕事があるの?作れるの?と言われると僕の想像力では補えない世界になってきてしまいます。

地域の産業と結びつく必要は必ずしもない

今函館にいる企業の中で、函館の一次産業や観光という部分注目して、ビジネスをやっていこうという企業さんは多くあるように思いましたが、僕は地域の産業と結びつくビジネスをすることだけが地域貢献とは限らないと思います。 むしろそこにしがみついていると、マーケットを絞りすぎて、もっと広い意味での社会へのアウトプットが少ない気もしなくもないのかなと。単純にイケてる仕事があって、そこに人がある待ってくる、雇用が生まれるというロジックでも地域貢献になりますし、というかむしろソッチのほうが色々な選択肢が生まれて、良いと思ったりもします。

ビジネスを生み出す飢餓感と欲望

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弊社の牧野は、函館から世界へ発信するようなイノベーションを起こしたいとスピーチのなかで申してましたが、今のままではパワー不足を感じるところがあります。 できることとしては、クリエイティブでイノベーティブな若者に期待し投資することだと思っていて、根拠が無いけど元気があるとか、自信を持った若者、すごく技術が高いとか発想が豊かな若者と一緒に仕事がしたいなぁと思います。飢餓感とまではいかなくても、誰かのためになるソフトウェアとか、サービスをコソコソと作っていくというのも全然ありだなと思います。

新しい働き方を模索したい、都会の暑さにつかれた若者、wanted!!!的なあれです。

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世代間のコミュニケーションの問題にフォーカスしたい

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社長のモチベーションが高いうちに、何かイノベーション的なサムシングを起こさなければならないのだけれどなぁと思っています。トピックは、一次産業か、交通か、教育か、コミュニティデザインか。

僕、個人としては、地方が抱える問題、というか、日本が抱える問題として、コミュニケーションの問題があるかなと思っていて、過度に肩書を気にしすぎるとか、お伺いを立てるとか、なんかそういうのがフラットになるような世界と、そういうプラットフォームを作っていくというのをミッションにしたいという思いが芽生えてきました(さいきん)。 コミュニケーションのルールをおじさまたちに合わす必要は全くなくて、若者が主導権を持って、これからの未来のルールを作っていくべきだとぼくは思うんですね。ただ、リスペクトは忘れない。今まで日本を盛り立てて来たのは、おじさまの世代であるという感謝と尊敬の気持ちをもちつつ、フラットにこれからの未来について議論していくべきです。お互いがお互いを理解しあい、認め合った上で起きるフラットな議論が、新たな価値を社会にアウトプットするはずだと僕は信じています。

小さな一歩を踏み出して、小さく失敗したいのであります。まずはアウトプットから。